アウト・トゥ・ランチ/エリック・ドルフィー LP盤伝統と革新、調性と無調性、インとアウト。ちょっと難しい話になるが、前者はオーソドックスなジャズ、後者はオーネット・コールマン以降の前衛ジャズを説明するときによく使われる言葉である。 チャーリー・パーカーのコピーからスタートしたエリック・ドルフィーは、当初伝統的なスタイルのジャズマンだったが、最後はフリー・ジャズの入口にまでたどり着いた。しかも36歳の若さで病死したため、もし彼が長生きしていたらどんな音楽をやっていたのだろうと興味がつきない。 そのヒントを与えてくれるのが、1964年にブルーノートで録音した本作だ。ドルフィーにはめずらしいコンセプト・アルバムで、全曲オリジナルを演奏している。抽象画を見ているような気分になる独特の世界は、伝統と革新、調性と無調性、インとアウトが一体となっていて、聴く者を圧倒する。トニー・ウィリアムス、フレディ・ハバード、ボビー・ハッチャーソンら当時の新主流派の面々も、ドルフィーの意図を理解して緊張感みなぎるプレイを繰り広げる。(市川正二)曲目リスト1Hat And Beard2Something Sweet, Something Tender3Gazzellioni4Out To Lunch5Straight Up And Down 自宅で長期保管していました。 レコード盤面、ジャケット等に目立ったキズ、汚れはありません。 レコード盤再生確認は良好でした。 神経質な方の購入は控えてくださいね。 中古品ということに理解のある方の購入を希望します。#ジャズ #エリック_ドルフィー #ブルーノート#LP盤TD ♥︎ プロフも読んでくださいね。♥︎